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風水学の四神獣。(朱雀、白虎、玄武、青龍)

古代中国から生まれた「玄武」「朱雀」「青竜」「白虎」
のことを四神と言います。

四神の起源は周代には存在していたが、
四神の姿が定まり盛行したのは漢代の頃で、
そのころ役割も定まったといわれています。

青龍と白虎は天の精を得たり、四方の方角を司る働きがあり、
朱雀と玄武は天の星を象っていて、
陰陽を順調にする働きがあるという説もあります。

中国だけでなく、日本にも四神の考えは広まっていて、
平安京などの遷都のほか、奈良県で発見された高松塚古墳や
キトラ古墳の壁画に四神図があり、
四神獣は昔から私たちの信仰に存在していたのです。


●青龍●

「青龍」は東方を守護する神獣です。

青龍

長い舌を出した竜です。

平安後期の説話集「古今物語集」に記載してあったのですが、
夢殿にこもって聖徳太子の魂が青龍に乗って中国に渡り、
仏教の経典を持ってきたという話があります。

天から恵みの雨を降らせて豊作と健康長寿、家運の隆盛を
祈念します。聖徳太子もかつて雨を降らしたという話は有名です。

龍が天に昇るという伝わりから、運気上昇、立身出世、
商売・事業・営業の発展・成功を呼ぶとされて来ました。

●白虎●

「白虎」は、西方を守護する神獣です。

白虎

口を開けて牙をむく、白い虎の姿をしています。

江戸時代中期の図鑑『和漢三才図会』では虎が500才になると
白虎になるといいます。

白は五行思想で西の他、土も表すため土の精であるという説も
あります。土の神様とも言われます。

「虎は一日千里を駆ける」と言われますが、
すさまじい生命力と旺盛な勢力を象徴し、財運を上昇させ、
子宝と安産を授け、家庭円満、夫婦和合に導くと言われています。

●朱雀●

「朱雀」は、南方を守護する神獣です。

朱雀

天下太平のときだけ出現し、鳥の王のような存在で、
飛べば多くの鳥がその後に従って飛ぶといいます。

天上で神仏と住むと言われる瑞鳥で、吉事の到来を予兆し、
羽は災厄をはらい、凶を吉に変換させる力があると
言われています。厄を追い払う力を持つ聖獣ともいわれています。

太陽の氣を呼び、地位が向上し、末永く家が安定するとされ、
さらには大いなる福徳と平安を約束すると言われています。

●玄武●

亀と蛇を合成したような姿をしています。

玄武

五行思想で北は黒を表すため玄(黒)、
甲羅を背負い防御に長けていることから武と呼ばれます。

古代の壁や壺ではしばしば蛇を体に巻き付けた亀の姿で
描かれます。のちに真武玄天上帝という神になるのです。

力をあわせ持ち、降りかかる病魔をはらい、人間関係を良くし、
息災長寿と子孫繁栄を授けると言われています。

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